イタリアで指圧

指圧とは?

大正時代に故・玉井天碧氏が本を出版し、始めて「指圧」という言葉を使ったと言われています。その後昭和に入り、故・浪越徳治郎氏は日本初の指圧学校を開きました。彼の大活躍により指圧は政府より認可され、急速に日本国内で広まります。この浪越流の指圧は、アメリカのカイロプラティックを取り入れ、「人体解剖学」も加味した、東洋医学と西洋医学の融合と言えるでしょう。そして、故・増永静人氏は医王会指圧センターを開き、中国の伝統医学を研究し、独自の「経絡指圧」を生みました。日本国内では、指圧といえば浪越氏が有名ですが、海外では増永氏の経絡指圧もZen Shiatsuと呼ばれ、広く普及しています。

イタリアでは

1979年に故・ルーディー・パロンビーニ氏より、浪越指圧学校が設立されました。オランダに続き海外で2番目の、浪越流の指圧学校となります。また1977年には故・マリオ・ヴァトリーニ氏が、外国人として始めて医王会指圧センターで経絡指圧を修行し、指圧の普及に努めました。

以前イタリアにおける日本は、漫画やアニメ、ヴィデオゲームといった”サブカルチャー”や、空手や柔道といった”武道”、自動車やバイク、電化製品といった”先端技術”ばかりが語られていましたが、近年は”日本語”そのものや”食文化”を初め、禅、茶道、華道、盆栽、書道、そして指圧や折紙など、日本の”伝統文化”に興味関心を持つ人達、そしてそれらを学ぶ人達が増えています。

プロフィール

Makotoとは?

Makotoは幼少の頃、指圧、漢方薬、温灸など東洋の自然療法を体験し、それらの効き目を知る。
1987年、渡伊。
1996年、ミラノの沖道ヨガ系の道場に通い、同道場にて指圧を勉強し始める。
2004年、Nashira アカデミーを卒業(トレヴィーゾ県コネリアーノ市)。同年よりNashira アカデミーにて、実技と指圧師の為の「日本文化」を教え始める。
今日イタリアにおいて、中国伝統医学の学科や指圧実技を教えられる指導者は増えているが、日本の伝統や文化、イタリアとの違いなどを具体的に説明出来る者は少ない。

どこで学べますか?

北イタリアに有る下記の指圧学校にて、イタリア語そして日本語で指圧が基礎から学べます。

Cantieri Culturali per La Danza asd
Via Sottoriva, 10
31051 Follina (TV)
Facebook: www.facebook.com/cantieri.culturali.7
Instagram: www.instagram.com/cantiericulturalidanza

Studio Metatron
Viale Giuseppe Verdi, 12
31100 Treviso (TV)

指導員: Makoto (指圧師)

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イタリア各地で、指圧のレッスンやデモンストレーションを行っています。
お気軽にお問い合わせ下さい。

イタリアで折り紙

origami.codice-bianco.it

在イタリア日本人アーティストMakoto

www.codice-bianco.it